2020年秋のツーソンミネラルショーに行ってみた

コロナの影響で開催が危ぶまれた秋のツーソンジェムショーですが、なんとか開催されています。

 

と、言っても秋のツーソンジェムショーはもともと小規模なので、例年通りアットホームな感じでした。大きな会場は「JOGS」と「G&LW」というふたつだけです。

 

しかも、ベンダーの数も少ないので、ちょっと寂しい感じのジェムショーになりました。

JOGSでは入場前に「体温チェック」「顔写真チェック」「レジストレーション」そして「マスク着用のチェック」が実施されていました。

 

なぜ「顔写真チェック」があるのかわかりませんが、アメリカなので仕方ないですね。ジェムショーでは、とにかく警備員や係員さんと揉めないことが鉄則です。

 

入場前には大勢の人が集まるので、外には「日よけ」のテントが並べてあります。この時期のツーソンは朝から35度くらいなので、お水が絶対に必要ですね。

ソーシャルディスタンスは必須

建物への入り口は1個で、その入り口は仕切りによって一方通行になっています。床にはソーシャルディスタンスが確保できるようにステッカーが等間隔でたくさん貼ってありました。

 

ちょっとでもソーシャルディスタンスを守っていない人がいると白い目で見られるので注意しましょう。うっかり気がつかずにいると文句を言われますよ。

マスク着用&ペンは使い捨て

いたるところに「マスクしろ」という張り紙がしてあります。とりあえず口と鼻を隠していればいいので、ハンカチでもOKです。法律でも条例でも何でもないのですが、マスク着用義務というルールが定着しつつありますね。

 

ちなみに、ペンは1回使ったら捨てるという環境に配慮しない配慮がされていました。

 

アメリカでは頻繁にマスク着用反対派と賛成派が衝突していて、Tucsonでも暴力事件になったとニュースでやってました。別の州では殺人事件になっています。

 

アメリカ人はマスクさえしていれば感染しないと本気で信じています。お風呂に入らず、室内を土足で過ごし、手を洗わずにピザを食べるのに、マスクだけはするんですよ。

体温チェックも必須

体温チェックはスキャニングなので、ひとり1秒くらいです。おでこにピっとやって終わりですが、屋外の気温は42度もあるので、一時的に体温が上がってしまう人もいるみたいです。

 

何度やっても規定の体温よりも高い人は入場できないそうです。もめそうでイヤだなーと思いながら無事に通過しました。

会場内はいたって普通

JOGSのベンダーは冬と比べると半分以下です。冬の規模を知っている人からすれば、びっくりするくらい小規模だと思います。

 

ただ、ベンダーは毎年参加している「常連さん」ばかりなので、どこかで見たような?みたいなお店ばかりです。

 

もともとJOGSは中国系のお店やインディアンジュエリーなどのお店が多いのですが、秋のツーソンジェムショーも同じです。

フェイスマッサージに使う物だということが分かったコレですが、冬のジェムショーよりもかなり安くなっていました。

 

通路を挟んで別のお店が違う値段で同じ物を売っていたのでおかしかったです。

なんとなくですが、冬のジェムショーよりも安い感じがします。スペシャルディスカウントの石も多かった気がする。

パキスタンのお店だというお兄さんはアメリカの永住権があるから参加できているのだそう。2月のジェムショーまでに渡航制限が緩和されるといいですね。

まとめ

秋のツーソンジェムショー(JOGS版)をご紹介しましたが、コロナ対策のせいで、結構いろいろとストレスがあります。

 

冬のジェムショーの時期はインフルエンザの季節ですし、来場者も比べ物にならないくらい多いのでちょっと心配です。

 

秋のジェムショーだから平和的だったのかなーなどと思いながら帰ったのでした、めでたし、めでたし。

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