【日本→アメリカ】準備すべきものや注意点は?現地でやるべきこと

【2022年6月15日】このページの情報は古いです。日米両国において規制の内容が変わっていますので、あくまでも過去の話として参考にしてください。

2021年9月時点、日本からアメリカに行くことは比較的簡単ですが、2021年11月8日から「ワクチン接種証明書」が義務化され、実質的な規制強化になっています。

ワクチンを打ったからアメリカに行ける!と思っても、帰国が大変なことに変わりありません。

ここでは、コロナ禍のツーソンミネラルショーへ行くことを検討している人が知っておくべき要件や注意点などを紹介します。

【日本→アメリカ】準備すべきものや注意点は?現地でやるべきこと

日本からアメリカへ行く際に知っておくべきこと

【2022年6月15日】このページの情報は古いです。日米両国において規制の内容が変わっていますので、あくまでも過去の話として参考にしてください。

日本からアメリカへ渡航する際は、それぞれの国が定めている要件や注意点を知っておきましょう。

要件

コロナ禍に日本からアメリカに行く場合、通常の持ち物や手続きに加えて以下の要件が定められている。

  • 出発日24時間前までに取得した「英語」の陰性証明書
  • 宣誓書(Attestation)の提出
  • ワクチン接種証明(2021年11月8日から)

気をつけたいのは「陰性証明書」だ。

陰性証明書は利用する航空会社によって言語の指定が異なる。日本語でもOKとするケースもあれば、英語でなければいけないケースもある。

このあやふやな決まりが「落とし穴」になるので注意したい。

仮に、日本語の陰性証明書を提示して出発できても、アメリカの空港でそれが通じるとは限らない。(ここがポイントだ)

なので、コストはかかるが「英語版の陰性証明書」を取得することを強く推奨する。(紙または電子)

コストをケチったり、大丈夫そうだからといって日本語版の陰性証明書しか用意しないで、アメリカで入国拒否されても自己責任となる。

もうひとつの宣誓書はダウンロードおよび印刷してサインするだけなので簡単だ。

空港のチェックインカウンターで提出しよう。

ワクチン接種証明

2021年9月21日、アメリカへ空路で入国する外国人すべてに「ワクチン接種証明」の提示が義務付けられた。

2021年11月8日以降は、日本を出発する際に、アメリカ政府が認めたワクチンを接種した「ワクチン接種証明」を提示する必要がある。(未接種または証明証がない場合は日本を出国できない)

いずれにしても、アメリカから日本へ帰国する際に「検査証明書」が必須なので、日米の往来は大変なことに変わりない。

ワクチン接種義務化のことを一部メディアは「規制緩和」と表現していますが、渡航者の負担が増えることに違いないので「規制強化」と解釈すべきです。

メキシコやカナダから陸路または水路でアメリカに入国する際にもワクチン接種証明が必要なので注意しましょう。

日本国内で受けるPCR検査

アメリカに入国するには出発日を起点として「出発前1日以内」にPCR検査を受けて、なおかつ陰性でなければならない。

PCR検査そのものは安価で容易だが、英語版の陰性証明書を取得するのにコストがかかる。

羽田空港や成田空港でもPCR検査が受けられ、陰性証明書の取得は可能だが、日本語にしか対応していなかったり、非常に高額なので注意しよう。

アメリカ入国時の対応

アメリカの空港では到着後の検査は必要ない。

日本のようにGPSやアプリのダウンロードなども必要ない。

日本政府と違い、アメリカでは「出発前に陰性が証明されているのだから、到着時も陰性だろう」と合理的な判断を優先しているからだ。

ただし、コロナに敏感なニューヨーク州やカリフォルニア州は水際対策が厳しいので、情報や規制の変化に気をつけよう。

例えば、ロサンゼルス空港に到着する人は、ロサンゼルス市が定める「Los Angeles Traveler Health Form」を提出する必要がある。

航空券の予約や旅程を組んでからルールが変わって振り回される可能性は高い。

アメリカ到着後の対応

2021年9月、アメリカ渡航時には「ワクチン接種証明」の提示が義務付けられた。

これによりアメリカ到着後の自主隔離は不要になる。

ただ、アメリカ到着後、7日間の自主隔離とコロナの検査が推奨されている。

日本と大きく違う点は「自主隔離中の監視がない」ことだ。

日本人の中には監視がないことを良いことに、自主隔離期間中でも外出する人がいるが、不用意にでかけない方がいい。

ツーソンの会場内で州政府や市政府の職員に声をかけられる可能性もあるので、注意してほしい。(現地では日本人は明らかな渡航者として映ることを忘れずに!)

新型コロナワクチン接種証明書

日本政府は海外渡航者に向けて「新型コロナワクチン接種証明書」を提供している。

ワクチン接種を完了した人は「新型コロナワクチン接種証明書」を手配しなければならない。

「新型コロナワクチン接種証明書」は、日本の航空会社チェックインカウンターで提示することになる。

あなたがアメリカに向けて飛べるか飛べないかは、アメリカ政府ではなく実質的には利用する航空会社の判断だ。

帰国

アメリカから日本に帰国するのは大変だ。

2021年9月時点、以下の要件が定められている。

  • 検査証明書の提示
  • 誓約書の提出
  • 質問票の提出
  • 監視用アプリの実装
  • 14日間の自主隔離期間
「到着後3日間の強制隔離措置(アリゾナ州が対象)」は、2021年9月17日に解除されました。(再規制の可能性あり)以下の記事は参考程度にしてください。

帰国がどれくらい大変なのかは【アメリカ→日本】帰国時の流れや自主隔離、コロナの影響は?を参考にしてほしい。

【アメリカ→日本】帰国時の流れや自主隔離、コロナの影響は?
コロナの影響下で、アメリカから日本へ帰国する際の実体験(2021年7月時点)を紹介しています。準備するもの、注意点、隔離の様子などが分かります。

また、本気で渡航を考えている人は日本へ帰国時に絶対必要な「検査証明書」とは?をよく読んで、自分が対応できるか否かを判断してください。

日本へ帰国時に絶対必要な「検査証明書」とは?
コロナ禍における日本帰国時に必要な「検査証明書」について詳しく解説しています。検査証明書の要件や取得方法、注意点などがあります。

アメリカの現状

【2022年6月15日】このページの情報は古いです。日米両国において規制の内容が変わっていますので、あくまでも過去の話として参考にしてください。

2021年9月28日時点、アリゾナ州のワクチン接種率は「50.9%」です。

ツーソンのスーパーマーケットなどでは「ワクチン接種済ならマスク着用不要」の流れができつつあり、ワクチン接種済なら平常時のように暮らせるようになっています。

このような流れを受けて、ツーソンジェムショーも一定の条件下で開催される方向で調整されています。

一方、アメリカ全土ではワクチンを接種した人たちの死亡数が増加しています。

アメリカの厚生労働省に相当するCDCが集計している「The Vaccine Adverse Event Reporting System (VAERS)」によると、2021年9月9日時点、前月比で約30%増となる14,701人がワクチン接種後に亡くなっています。(70名/日のペース)

ひとつの情報として知っておいて良いでしょう。

まとめ

日本からアメリカへ渡航するのは比較的容易ですが、ワクチン接種証明書が義務化されました。

アメリカ国内の感染状況によっては様々な制限を受ける可能性があることに注意してください。

2022年またはそれ以降のツーソンミネラルショーは「振り回される覚悟」が必要です。